15歳、今日から同棲はじめます。

「高校生になったら絶対一人暮らしするんだ!」

日和は中学まで田舎に住んでいたせいもあって、都会でひとり暮らしは憧れでした。
高校進学を期に半ば強引に家族を説得して一人暮らしを始めることにします。
ただ、「15歳、今日から同棲はじめます。」とあるように、一人暮らしの夢は簡単に砕けてしまいます。

ネタバレになってしまいますが、犯人は日和の母親。
日和が一人暮らしするなんて絶対無理だと思っていた母親は、幼馴染の奏志に日和と一緒に住むようお願いしていたのです。
奏志も何も考えずにOkしてしまったらしく、日和がマンションに着いた時には奏志がすでに荷物整理を始めていました。
あまりのことにあっけにとられてしまう日和ですが、ここまでされてしまっては簡単には状況を覆せません。

できることと言えば、奏志に八つ当たりするくらいです。
奏志も最初は軽く受け流していたのですが、だんだん腹が立ってきたようです。
「日和、お前は意識しすぎ」
奏志からしてみれば、日和はただの幼なじみで男女の関係になることなんて考えてもいなかったのです。
ところが日和はこれにカチンときてしまったらしく
「意識なんてしてない!!!」
と強硬に否定してしまいます。
こうなってしまうと売り言葉に買い言葉でだんだん収取がつかなくなってしまいます。
奏志も「もう我慢しない」とか言い出してしまい、日和の唇を奪ってしまいます。
これから3年間一緒に住まなければいけないのに、出だしから波乱の予感しかしません。